トロンとは地中深いところでラジウムが崩壊して出来る壊変物(安定した物質に変化する途中の物質)が熱水の中に溶けて地表に出てきたものを「天然ラジウム温泉」といいますが、ラジウムが崩壊する過程で「トロン(またはラドン)」と呼ばれるイオン活性化作用の強い物質が飛び出します。トロンのはたらきは入浴中に皮膚や呼吸を通して体内に吸収され入浴後5〜10分くらいで心地よい発汗作用が起こります。なぜこのようなことが起こるかというと、トロンのイオン活性化作用で血液中のコレステロール、過剰糖分などを分解しそれによって組織の中に停滞しているこりや痛みの原因の老廃物が対外へ排出されるからです。トロンの効果は、「イオン活性化作用」によって細胞を活性化して自律神経を調整し、皮膚・筋肉・血管・内臓器官における炎症・疼痛・腫脹などを回復に導き緩解蠕動(ぜんどう)促進、ホルモン亢進、抗アレルギーというような結果をもたらします。なお当温泉浴水には体内にトロンを浸透させるための果実酸が含まれていますので、トロンとの相乗効果により「美容」と「お肌の老化防止」に優れた効果を現しております。
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古来より石は治療器具として用いられ、種々の薬および治療法は薬石とも呼ばれます。
また、禅家では昔、晩に食事をとらず、飢寒を防ぐため腹部に温石として石を抱きました。
ある生物たちは、陽光に温められた岩盤の上で身体を温め、健康維持につとめたようです。
天然の石には癒しのエネルギー効果があることが昔からわかっていたからでしょう。

岩盤浴室内のようす
(わくの中にうつぶせになり使用します) |